中之島文楽/【疑問・質問】回答コーナー

  • 【疑問・質問】への回答(鶴澤 藤蔵 編)

    お答えいただいたのは、三味線の鶴澤藤蔵さんです。

    鶴澤藤蔵(つるざわとうぞう)
    昭和51年、十代竹澤弥七に入門、研究生となり、祖父(鶴澤藤蔵)の前名鶴澤清二郎を名のる。昭和53年、鶴澤清治門下となる。昭和58年7月、朝日座で初舞台。平成23年4月、大阪・国立文楽劇場において、二代目鶴澤藤蔵を襲名。

    Q. 大阪のおすすめスポットを教えて下さい。

    ①住吉大社
    子供の頃(お宮参り、七五三)よりお参りしました。大阪市内では指折りの広い神社です。
    ②粉浜市場
    南海本線住吉大社駅より粉浜駅までつながる長い市場です。思い出がいっぱい詰まっています。
    P.S. 祖父の代、粉浜で「藤の家」という旅館を営んでいました。

    Q. ほかの芸能や舞台を観て参考にすることはありますか?

    テレビではよく観ています。なかなか劇場へ足を運べませんが、芸能に限らずスポーツでもナマ(生)で体感することが、自分自身の表現につながることのように思います。

    Q. ご自身が文楽を観るなら、座席はどの辺りで観ますか?理由も教えて下さい。

    10列目中央より上手床より。舞台全体を観ながら、太夫、三味線の演奏をたっぷり聴けるから。

    Q. 失礼とは思いつつ…、時々太夫さんの語りと三味線が心地良くてウトウトしてしまいます。それもまた気持ちが良いのですが…。舞台や床から見て居眠りをしているお客さんがいると気になりますか。

    義太夫節の旋律は、眠気を誘うものです。電車で移動中、次の公演の音(テープ)を聞いているとよく眠っていることがありますので元来眠くなるものですから、気になりません。

    Q. コロナ禍でなかなか外国には行けませんが、好きな外国はどこですか?

    イタリア。ローマしか行ったことが無いのですが、観客も熱心でしたし、食べ物も美味しかったし、ローマ以外にも行ってみたいです。

    Q. 分身を使って同時に二つの人生を送ることができるとしたら、文楽座の技芸員と何になりたいですか。

    寿司職人

    Q. 耳を慣らしたいので、おすすめの浄瑠璃のCDを教えて下さい。

    「至芸 豊竹山城少掾 全集」

    Q. お師匠様か周りの先輩方に関わらず、今まで心に残っているアドバイスはありますか?

    アドバイスというと故・竹澤弥七師匠のおっしゃった、「意味の無い撥は一撥も無い」ですが、年を重ねて色々な役を務めさせてもらい、本当にその通りだと思います。

    Q. 日常生活でやってしまう「職業病」はありますか?

    電車で移動中、手で三味線の手数の拍子を無意識にとってしまいます。

    Q. 演目の最中に「くしゃみ」や「咳」が出そうになったことはありますか?そんな時はどうして対処しますか?

    たまにありますが、意外と我慢できます。

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